[Mr.X's LIFE vol.3]WEARISTA・じーたー
2019年6月3日 更新
コラム
「自分はこれから何をしたいんだろう」と疑問が頭をよぎることはありませんか?
学校を卒業したら就職。そんな世間の流れに抗うことなく上手くやれる人はいっぱいいるのに、自分はどうしても気持ちの整理がつかない。
そんなLIFE=Mr.X読者が"自分らしい生き方のヒント"を少しでも得られればという願いを込めて、自分のライフスタイルを確立しているかっこいい「オトナ」の生き方を特集する「Mr.X's LIFE」を始めます。
学校を卒業したら就職。そんな世間の流れに抗うことなく上手くやれる人はいっぱいいるのに、自分はどうしても気持ちの整理がつかない。
そんなLIFE=Mr.X読者が"自分らしい生き方のヒント"を少しでも得られればという願いを込めて、自分のライフスタイルを確立しているかっこいい「オトナ」の生き方を特集する「Mr.X's LIFE」を始めます。
今月のMr.X
今回インタビューさせていただいたのは、WEARISTA・じーたーさん。"WEARISTA"とは、ユーザーが自分のファッションコーディネートを投稿することでつながるSNSアプリ・サイトである『WEAR』で、多くのフォロワーを持つインフルエンサーのこと。
じーたーさんは会社員として働きながら、WEARISTAとして多くの人たちにファッショナブルな影響力を与え続けています。
じーたーさんは会社員として働きながら、WEARISTAとして多くの人たちにファッショナブルな影響力を与え続けています。
WEAR開始から1年経たずフォロワーが5,000人突破
WEARを始めたのは5年前でした。ちょうどアプリのリリース半年後だったと思います。
その頃、僕はまだ服飾系の専門学校に通っていたんですけど、ありがたいことに1年経たないうちにフォロワーさんが5,000人を超えたんです。
その頃、僕はまだ服飾系の専門学校に通っていたんですけど、ありがたいことに1年経たないうちにフォロワーさんが5,000人を超えたんです。
WEARISTAに関係なく、当時から楽しく投稿していました。もともと、ファッション自体は専門学校に通うほど好きだったのですが、WEARの利用を通じてもっと好きに。白や黒、ネイビーなどのモノトーンカラーを基調にした、いわゆるモード系がお気に入りだったんですが、だんだんとどんな方でも真似できて参考になるように、汎用性の高いファッションを投稿するようにシフトしていきました。
実は、私情で一度WEARの更新をストップしていた時期があるんです。再開したのは去年の9月。仕事の関係でSNS運用の知識やスキルを身につけたいと思ったので、同じアカウントで再び投稿を開始しました。
実は、私情で一度WEARの更新をストップしていた時期があるんです。再開したのは去年の9月。仕事の関係でSNS運用の知識やスキルを身につけたいと思ったので、同じアカウントで再び投稿を開始しました。
会社員と専門学校講師も合わせて3つの顔を持つWEARISTA
職業は、リユースショップのセカンドストリートで働いている会社員です。セカンドストリート各店ごとのインスタアカウントを使って、二次流通市場(=リユース市場)で何か新しいことができないかということに挑戦しています。
店舗で実際に販売している服を組み合わせてコーディネートを考え、写真を撮り、インスタグラムへ投稿するのが具体的な業務ですね。
店舗で実際に販売している服を組み合わせてコーディネートを考え、写真を撮り、インスタグラムへ投稿するのが具体的な業務ですね。
WEARでの経験を活かせたこともあり、自分の担当している店舗は他店舗に比べるとフォロワーさんの数は多いです。でもインフルエンサー自身とは違って、一店舗のアカウントとして運用するのは難しい面もありますね。そんな中でも、アカウントを覗いたときの第一印象は大切にしています。例えば撮影ロケーションを同じにするなど、ギャラリーを見たときに統一感が出るようにしているんです。
あとは、専門学校の講師として、ソーシャルメディアについての授業を週一回おこなっています。SNSをどう運用していくかや、エンゲージメントなどの仕組みを教えています。
あとは、専門学校の講師として、ソーシャルメディアについての授業を週一回おこなっています。SNSをどう運用していくかや、エンゲージメントなどの仕組みを教えています。
妥協しない姿勢がシチュエーションを好転させる
僕が仕事をする上で大切にしていることは、とにかく"妥協しないこと"。これって分かっているつもりでも、意外とできてなかったりするんですよね。とことんやるからこそ、納得のいく良い結果が生まれると思っています。
僕だと、例えばWEARISTAとして認定される前、つまりまだWEARISTAを目指している時期は、実はものすごく漲っていたんですよね。投稿時のキャプションに1時間くらいかけたり、夜中に思い立ったら三脚持ってすぐさま撮影しに行ったり。仕事に対するそうした熱量って、クオリティの面でもモチベーションの面でもやっぱり大切。
幸いにも自分の興味がある分野での職に就けているということもあり、仕事はまったく苦ではないです。むしろ、レディースのコーディネートやスタイリングにも関わらせてもらうこともあって、自分の知見が広がる喜びを感じています。
幸いにも自分の興味がある分野での職に就けているということもあり、仕事はまったく苦ではないです。むしろ、レディースのコーディネートやスタイリングにも関わらせてもらうこともあって、自分の知見が広がる喜びを感じています。
未来に向かって行動するときは、失敗を恐れないこと
先ほどお話しした通り、WEARの更新をしていなかった時期があったんです。でも、実はそのことについて4年間ずっと後悔してました。「あのとき更新を続けていたら、もっとフォロワーさんが伸びていたかもしれない…」「今よりももっと仕事の幅が広がっていたかもしれない」、そうした思いが頭を過るんですよね。その可能性を自ら断ってしまったんです。
僕は幸いにも、その事実にこうして早い段階で気付くことができました。そういう意味では、WEARを一度やめたことで自分の成長につながったのかもしれません。
でも、これから自分の将来を決める若い世代には、どんどんチャレンジをしていってほしい。そのとき失敗は何度でもしていいんです。むしろ大人になって背負うものが増えると、どんどん失敗しづらくなってきますからね。
僕は幸いにも、その事実にこうして早い段階で気付くことができました。そういう意味では、WEARを一度やめたことで自分の成長につながったのかもしれません。
でも、これから自分の将来を決める若い世代には、どんどんチャレンジをしていってほしい。そのとき失敗は何度でもしていいんです。むしろ大人になって背負うものが増えると、どんどん失敗しづらくなってきますからね。