日本eスポーツ連合(JeSU)とは?プロライセンスの仕組みも紹介

2019年2月23日 更新 eスポーツ
日本eスポーツ連合(JeSU)とは?プロライセンスの仕組みも紹介
日本でも年々注目されているeスポーツ。
eスポーツを支援する団体も増えている中、ネットニュースなどで目にする機会が増えているのが「日本eスポーツ連合」という団体。
ですが一体どんな団体なのかわからない人も多いはず。
気になる団体の詳細、活動内容などを紹介します。

日本eスポーツ連合(JeSU)とは

一般社団法人 日本eスポーツ連合(Japan esports Union通称JeSU)は、2018年2月に日本国内のeスポーツ普及と発展のために設立された団体です。

国内のeスポーツ関連3団体が統合したのが日本eスポーツ連合で、スポンサーもau、サントリー、ローソン、ビックカメラなど大手企業ばかり。

eスポーツ後進国と言われている中で、日本eスポーツ連合の設立は業界にとって明るいニュースとなりました。

主な活動内容は、国際大会への日本選手派遣、国産eスポーツゲームの供給、闘会議などの大会開催、プロライセンス発行、eスポーツ選手の育成と支援です。

海外大会の日本版ではなく、「ぷよぷよ」「ウイニングイレブン「モンスターストライク」などの国産ゲームを競技として積極的に採用しています。

日本eスポーツ連合プロライセンス発行タイトル

日本eスポーツ連合の活動で一番特徴的なのがプロライセンス発行です。
プロライセンスとは、言葉通りそのゲームのプロとして認める許可証。
プロゲーマーの証明書にもなります。
日本eスポーツ連合がプロライセンスを発行しているタイトルは下記の通り。

・ウイニングイレブン 2019
・ストリートファイターV
・鉄拳7
・コール オブ デューティ ブラックオプス 4
・レインボーシックス シージ
・ぷよぷよ
・パズル&ドラゴンズ
・モンスターストライク
・BLAZBLUE CENTRALFICTION
・BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE 

各タイトルでプロライセンスを申請するには、公式大会で優秀な結果を出さなければいけません。
また大会結果以外にも、ライセンスを取るにはお金が必要となります。

日本eスポーツ連合の炎上騒動

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上記のプロライセンスをめぐって日本eスポーツ連合の炎上騒動が発生
eスポーツの高額賞金は、法律の関係上プロしか受け取れないと日本eスポーツ連合は謳っていましたが、
消費者庁がアマチュアでも高額賞金を受け取る事は可能と明言。

この一件で日本eスポーツ連合のプロライセンスへの批判がネットを中心に集まり炎上し、
良くも悪くも日本eスポーツ連合の名前が広まったきっかけになりました。

騒動後JeSU副会長が説明不足だったことを謝罪し、ライセンスという線引きを作ったのは景品表示法に触れるリスクを避ける理由があることを伝えました。

日本eスポーツ連合の今後

北海道、大阪などの11都市の地方支部の開設、アジアeスポーツ連盟との共催でeスポーツ国際チャレンジカップの開催、茨城での都道府県対抗eスポーツ大会の開催などを発表し、
2019年も精力的に活動を行っていくことが予想されます。

eスポーツ普及と発展を目指した団体

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日本eスポーツ連合とは、日本のeスポーツ普及と発展のために設立された団体。
大手企業もスポンサーとして参加し、支援しています。
プロライセンスをめぐっての騒動はありましたが、日本のeスポーツ発展の為に精力的に活動しているのは間違いありません。
2019年の動きも要注目です。

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