【20代メンズ腕時計】初心者が失敗しない選び方・おすすめブランド

2019年4月25日 更新 ファッション
【20代メンズ腕時計】初心者が失敗しない選び方・おすすめブランド
新しい腕時計を買いたいけど、どう選べばいいのか分からないと悩んでいませんか?値段が値段だけに、腕時計選びにはできるなら失敗したくないもの。

そこで腕時計初心者のメンズ向けに、ポイント別の選び方を紹介します。大学生・社会人の20代男性は必見です!

メンズ腕時計の選び方①:機能性で選ぶ

ファッションアイテムではなく、しっかり時計として使用するならやはり重視したいのは機能性。

腕時計の駆動方式(メカニズム)と防水性能を紹介します。

正確さならクオーツ式

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クオーツ式とは電池を動力にして動く腕時計のタイプ。クオーツは水晶を意味し、内蔵電池で水晶振動子を震わせることで時間を刻む仕組みです。

クオーツ式時計のメリットは、時刻が正確に刻めることや、腕時計を身につけずに放置していても動き続けること。そのため、精密な時間が知りたい人や腕時計をつける頻度にムラがある人におすすめです。

ただし、定期的に電池交換が必要なことには注意が必要。頻度は製品次第なものの、概ね2〜5年に1回です。

手軽さなら機械式

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機械式腕時計とはゼンマイを動力に動く腕時計。

機械式腕時計のメリットは電池交換をする必要がなく、プロの手を借りなくても動力を維持できるという点にあります。

ただし、放置しておくと一般的に40時間程度で時計が止まってしまい、着けるたびに時間を合わせなければならないという手間はかかります。

機械式時計には、手巻きと自動巻きの2種類があります。
読んで時のごとく、手巻き式は自分でゼンマイを巻く必要があるのに対して、自動巻きは身につけているときの振動で自動的にゼンマイが巻かれます。
腕時計が好きな人の中には、あえて手巻き時計を選ぶ人もいます。ゼンマイを毎回巻くのが面倒で、毎日腕時計を着ける人なら自動巻きのほうが楽です。

防水機能

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腕時計には防水機能が付いているものも多いですが、実は防水性能には3段階のレベルがあります。
・日常生活で水が軽くかかるのに耐える生活防水(3~5気圧)
・日常生活で水に浸るぐらいまで耐えられる完全防水(10~20気圧)
・潜水や競泳、洗車などにも耐えられるダイバーズウォッチ(20気圧以上)
用途にあった防水性能の腕時計を選びましょう。

メンズ腕時計の選び方②:シーンで選ぶ

メンズ腕時計選びで重要なポイントの一つともいえるのが、時計を身に着けるシーン。

ビジネスの現場はもちろん、プライベートでもその場の雰囲気にあった腕時計を身に着けるのがおしゃれメンズです。

ビジネスシーンで定番の腕時計

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ビジネスシーンでいわゆる定番なのは、白文字盤でケースの丸い腕時計。ベルトは革製の方がフォーマルだと考えられています。このような腕時計ならビジネスの現場で浮くことはありません。

ちなみに革製ベルトの腕時計をするなら「ベルト・革靴と革の色を同系統にする」のが基本。腕時計購入前にベルト・靴の色をチェックしましょう。

会社の雰囲気として問題なければ白以外の文字盤や、耐久性の高い金属製もセンスの良さを演出できるのでおすすめです。

ビジネスシーンで避けたほうがいい腕時計

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ビジネスシーンで一般的に避けたほうがいいのはデジタル時計です。

必ずしも駄目という訳ではありませんが、カジュアルに見られがちなため、プライベート時のみ使用するのが無難でしょう。

他にも、デザインが派手な腕時計はビジネスシーンで避けるべきです。

例えばケースの形が、ラウンド、スクエア、トノーのようなよくある形ではない、芸術的な形のものはビジネスシーンに向きません。

カジュアルシーンの腕時計

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カジュアルシーンの場合、ビジネスシーンのようなマナーは当然ありません。はっきり言えば「好きなものをつけてOK」です。

ただ、ビジネス腕時計よりは軽いデザインがおすすめ。金属製のゴツゴツした腕時計より、革製・ラバー製・ナイロン製ベルトの腕時計を選ぶ方がこなれたコーデに仕上がります。

メンズ腕時計の選び方3:デザインで選ぶ

時計にはセンスが表れます。デザインを見て直感で選ぶのも良いですが、人から「お、それ良いね」と言われると嬉しいものですよね。

そんなメンズ腕時計のデザインは、「ベルトの素材」と「ケースの形」で決まります。

ベルトの素材

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腕時計のベルト素材は、革・金属(ステンレス、チタンなど)・ラバー・ナイロンなど様々で、それぞれの与える印象が違います。
革製はフォーマルな場でも使えることから落ち着いた印象、金属製は重厚感があり力強い印象、ラバー・ナイロンはカジュアルなコーデにピッタリ。

ケースの形

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時計の顔ともいえるケースの形はファッションの印象を左右するポイントです。

ここでは多種多様な時計の形を紹介します。
・ラウンド(丸形)
・レクタンギュラー(長方形)
・スクエア・カレ(正方形)
・トノー(樽型)
・オーバル(楕円形)
・オクタゴン(八角形)
・クッション(丸みのある正方形)
丸みを帯びた形は一般的に「優しい」「人当たりが良い」「安定」という印象を与え、長方形や正方形などは「誠実」「冷静」「大人っぽい」印象を与えます。
自分のなりたいイメージを浮かべた上で、ベルトとケースを見ていけば気に入ったデザインがきっと見つかるはず。

メンズ腕時計の選び方④:予算で選ぶ

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特にこだわりがないのなら、予算を決めた上で時計を選ぶのもあり。

しかし、高ければ良いというものでもなく、年代や服装に合わせてそれに見合った価格帯のものを選ぶのがおすすめ。20代前半なら1~5万円を目安に時計選びをしてみましょう。

スーツに合わせる時計を選ぶ場合は、年代だけでなくスーツの価格帯に合わせることも忘れずに。

また新社会人がビジネスシーンで、高級ブランドの高い腕時計をしていると周りから「生意気」「金持ち」という印象を持たれる可能性もあるので、その点も注意したほうがいいかもしれません。

メンズ腕時計の選び方⑤:腕の太さで選ぶ

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腕時計単体と実際に着用した時のイメージの違いもあり、時計のサイズ選びに迷う人も多いはず。

ビックフェイスで大ぶりな腕時計一つとっても、細身の男性がつけるとバランスが悪くなりがちですが、逆に大柄の人がつければパワフルな印象を与えることができます。

ネットで腕時計を買う場合は試着できないので注意が必要。

ネットでしか購入できない腕時計がどうしても欲しい場合は、最寄りの時計店で近しいサイズを探して一度装着し、バランスを見てから購入することをおすすめします。

20代メンズにおすすめの腕時計ブランド

20代おしゃれメンズなら1本と言わず、何本も持っておきたい腕時計ブランドを5つピックアップ!

おしゃれに見えるのはもちろん、女性にも「あの人センスいい!」と思われるデザインが揃っています。

Paul Smith

紳士で大人の男性が持つイメージのあるポールスミス。

時計もシンプルでありながらセンスを感じる洗練されたデザインが多いです。20代だけでなく30〜50代の愛用者も多く、長く使うことができるブランド。

Marc Jacobs

男性だけでなく女性からも支持の高いマークジェイコブス。

ベースはシンプルですが遊び心のあるデザインが豊富でカジュアルスタイルにぴったり。彼女とのペアウォッチにもおすすめです。

HAMILTON

アメリカ生まれで120年以上の歴史を持つハミルトンは、高い技術力を持つことでも評判です。

ベーシックなフォルムからユニークなものまで選択肢も幅広く揃っており、質が良いのにリーズナブル。質の良さにこだわる人には特におすすめブランド。

Daniel Wellington

時計としての機能に、ジュエリーのような美しさを併せ持つのがダニエルウェリントン。

余計なものを省いて美しさ、高級感を際立たせたデザインはこのブランドならではと言えるかもしれません。

DIESEL

大学生から20代男性に人気の高いディーゼルは、時計のセンスも抜群。

リーズナブルなのに存在感があり、ファッションのアクセントになるデザインが多いので、複数持ちも楽しいブランド。

メンズ腕時計は選び方が重要

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時計そのもののデザインや機能も重要ですが、自分に合った腕時計を選ぶなら着用シーンや体型、服装などを総合的に考えていくつかを使い分けるのがおすすめ。

タイムレスで一生使い続けられる1本と、ファッショナブルでそれぞれ印象の違うものを数本持っておくとファッションの幅も広がります。