印象が変わる、メンズキャップのかぶり方指南

2018年11月8日 更新 ファッション
印象が変わる、メンズキャップのかぶり方指南

キャップをかぶる角度

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同じキャップでも、かぶる角度や深さで違う印象を与えることが可能。今まで何となく同じようにかぶってきたという人はまず角度から見直してみるのがオススメ。

浅めにかぶる

キャップを浅くかぶると顔まわりがすっきりして爽やかでカジュアルな印象に。前髪の見せ方でも遊べるので、深くかぶるよりもアレンジが効くという利点も。

ここ数年でトレンドになり、男性にも浸透してきたローキャップ(トップの高さが通常のキャップよりも低いもの)があれば簡単に実践可能。

深めにかぶる

浅いとどうしても子どもっぽさが気になる時、前髪のスタイリングがめんどくさい時は、キャップを深めにかぶるのが正解。

ただし、トップが平らなワークキャップの場合は深くかぶりすぎると若干怪しい印象が出てしまうので、深くかぶるならトップの丸いストリートキャップがオススメ。

キャップをかぶる時の前髪

キャップありきのスタイリングをする場合にこなれ感を出すために重要なのは、キャップをかぶったときの前髪の感じ。前髪のスタイル一つでぐっと印象が変わります。

前髪を出すかぶり方

爽やかで甘めな印象を出したいなら、目が隠れない程度に前髪を出してかぶるのもあり。

前髪をストレートに出してあえて重たい印象にしてもよし、前髪をサイドに流して爽やかさを強調してもよし。

前髪一つで印象が大きく変わるので、色々試してみましょう。

前髪を隠すかぶり方

前髪をオールバックにして隠すキャップのかぶり方も。前髪を出すかぶり方よりも大人っぽさが出せます。

メガネやサングラスとの相性がいいので、小物で遊んでみるのもおすすめ。

キャップのデザイン、素材も重要

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かぶり方を改善しても理想のスタイルが完成しない場合、それはキャップ自体が自分に似合っていない可能性も。

改めて「つばの長さ」「色とデザイン」「素材」の3ポイントをもとにキャップを選びなおしてみるのも一つの手です。

つばの長さ

キャップ選びの基本として、大人っぽくクールな印象にしたい場合は「つばの長いもの」、爽やかな印象にしたい場合は「つばの短いもの」という鉄則を覚えておきましょう。

この鉄則に加えて、前述の「前髪なし=大人っぽい」「前髪あり=爽やか」というキャップをかぶった時の前髪の有無による印象の違いも組み合わせて考えてみると、自由自在にスタイルを変えることができ、一気にキャップ上級者に!

色とデザイン

初心者には、色やデザインは主張しすぎないシンプルなキャップがオススメ。

黒やグレー、茶などアースカラーで単色のものを選ぶと、いろんなスタイルに着回しできます。

素材

キャップの素材には綿、麻、デニム、コーデュロイなどありますが、通年通して使いやすいのは綿やデニム。

年間を通して使えるキャップを一つおさえた上で、麻やコーデュロイのものも買い足して、コーディネートに季節感を取り入れることができればキャップ上級者にグレードアップできます。

後ろかぶりはアリ?

答えはもちろん「アリ」。やんちゃな印象になりやすいと後ろかぶりを敬遠している人もいるかもしれませんが、大人っぽいファッションと合わせると、不思議にバランスが取れることも。

写真のスタイルのように、ツバが短めのキャップで後ろかぶりをすると、こなれ感が。
前かぶりに慣れてきたらチャレンジしてみてください。

真似したい!おしゃれなキャップのかぶり方

キャップのかぶり方はその日のファッションによって使い分けるのがベスト。ここからは、キャップを取り入れたファッションの例を紹介します。
「前髪隠し×ツバ長めキャップ」の大人スタイル。スッキリ見えるフロントとサイドと対照的に、バックはパーマのかかった髪を出してボリューム感を。

オールブラックのコーディネートも大人っぽい、こなれキャップスタイルの好例です。
こちらも「前髪隠し×ツバ長めキャップ」のスタイル例。さらに、太めのブラックフレームと華奢なゴールドのウデ(耳にかける部分)のバランスが絶妙なメガネを組み合わせています。

大人っぽいスタイルの中に、あえて刺繍のワンポイントがついたキャップを選ぶことで抜け感も。
浅くかぶったローキャップに前髪を出して、サングラスを組み合わせた爽やかスタイル。
リゾート地の青い空にマッチしたキャップコーディネートはさすが。

前髪を全て出すのではなく、適度にキャップの中に収めて子供っぽくなりすぎないようにしているのもお手本になります。

正しいキャップのかぶり方でおしゃれ上級者に近付こう

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キャップは「かぶり方」「前髪の出し方」「つばの長さ」の3つに関する原則を知った上で、あとは作りたい印象に合わせた方法でかぶればいいだけ。

これさえ押さえれば、キャップ初心者でも簡単にキャップを取り入れることができるはず。

まずは一年中使えるシンプルなキャップを手に入れて、自分なりのスタイルを試してみましょう。

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