【2019年版】eスポーツ人気ゲームをジャンル別に紹介

2019年4月26日 更新 eスポーツ
【2019年版】eスポーツ人気ゲームをジャンル別に紹介
年々注目度が上がっているeスポーツ。

よく聞くタイトルはあるものの、人気ゲーム=eスポーツの種目になるというわけではなく、具体的にどんなゲームが種目に選ばれているのか気になっている人は多いはず。

今eスポーツ界で盛り上がっているゲーム、日本で注目されているゲームを詳しく紹介します。

eスポーツでプレイされているゲームジャンル

eスポーツ種目に選ばれる条件

eスポーツに選ばれるゲームとそうでないゲームにはどんな違いがあるのでしょうか。

日本eスポーツ連合(JeSU)が掲げた「eスポーツ」の公認条件は以下の通りです。
1.1 ゲーム内容に競技性が含まれること(競技性)。
1.2 ゲームとして 3 か月以上の運営・販売実績があること(稼働実績)。
1.3 今後も e スポーツとして大会を運営する予定があること(大会の継続)。
1.4 e スポーツとしての大会の興行性が認められること(興行性)。
簡単にまとめると、競技性があるゲームで、一定の人気と実績があればeスポーツとして認められることになります。

プレイヤー数などの基準は無いので、実際はそこまで条件は厳しくありません。

国内と海外では人気があるゲームの傾向が異なることも多く、同じeスポーツでも国によって開催されている大会の頻度には違いがあります。

主なジャンルは6種類

eスポーツでプレイされているゲームのジャンルは、主に6種類。

スポーツの種目のように、どれも違う魅力があり、要求される能力も変わります。あなたが日頃プレイしているゲームも、この中のジャンルに当てはまるかもしれません。

eスポーツの人気ジャンル①:格闘ゲーム

eスポーツと言えば、格闘ゲーム(通称格ゲー)を想像する人が多いのではないでしょうか?

日本でも人気を集め続けている、1対1の対戦型アクションゲームです。

ストリートファイターシリーズ

日本の格ゲーブームのきっかけとなった超有名シリーズ。
コマンド技を駆使した読み合いが魅力的な2D格闘ゲーム。
日本で最も有名なプロゲーマー、梅原大吾さんがプレイしているのもこのシリーズです。

鉄拳シリーズ

個性豊かなキャラクターが沢山登場する鉄拳シリーズ。
2D格闘ゲームと違い、前進後退だけでなく画面奥や手前への移動も可能な3D格闘ゲームです。
2D格闘ゲームのような複雑なコマンド入力は少ないですが、前進後退だけではない複雑な読み合いが楽しめます。

GUILTY GEARシリーズ

アニメ調のキャラクターも人気の一つである、GUILTY GEARシリーズ。
コマンド技も絡めた特定の技順で連続技を決めるコンボが重要で、勝ち続けていくためには練習と経験が必須。
やり込み度は高いですが、やや上級者向けのゲームになっています。

eスポーツの人気ジャンル②:FPS

主人公視点で移動し、武器を使って敵を倒すファーストパーソン・シューティングゲーム。

現実世界を舞台に銃器やナイフを使うリアリティある作品が多く、eスポーツではチーム形式での対戦がほとんど。

短時間で戦闘が終わるものが多いので、サクサクしたチーム戦が楽しめます。

コールオブデューティシリーズ

FPSと言えばこのゲームを思い浮かべる人が多い金字塔的存在。

eスポーツではチーム戦のマルチモードが使用されていますが、一人用のキャンペーンモードの評判も高く、多くの人から支持されているシリーズです。

カウンターストライクシリーズ

テロリスト側とカウンターテロリストのチームに分かれて対戦するゲーム。
特徴的なのは武器購入システムで、強力な武器を持つとその分デメリットも大きく、プレイヤースキルだけではなく、戦略も重要なのが魅力。

eスポーツの人気ジャンル③:MOBA

マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ(MOBA)は対戦相手の拠点を攻撃し、最終的に拠点陥落を目指します。

5対5、3対3などチームで対戦し、プレイヤースキルはもちろん、チームワークでの攻防の駆け引きが魅力的です。

League of Legends

世界で7,000万人以上のプレイヤーがいると言われている、MOBAで一番人気のゲーム。

基本無料のゲームでありながら、課金要素はキャラクターの見た目を変えるものがほとんどで基本無料ゲームにありがちな「お金をかける=強くなる」わけではありません。

100種類以上の魅力的なチャンピオン(キャラクター)から一人を選び、勝利を目指します。

Dota 2

Dota 2もLeague of Legendsと同じく、基本無料で5対5のゲームですが、100種類以上のヒーローはゲーム開始直後から全て使え、最初から他プレイヤーと同じ立ち位置でゲームを始められます。

eスポーツ界では高額賞金も話題になっていて、eスポーツ至上最高額賞金、総額27億超えの大会が開催されました。

eスポーツの人気ジャンル④:RTS

RTSはリアルタイムストラテジーの略。ストラテジーは戦略を意味します。

リアルタイムに進行していく時間の中で、自軍と敵軍を俯瞰視点から見据えて生産、開発、進軍、戦闘などの指示を出し勝利を目指していきます。

常に時間が進行しているからこそ、緻密な戦略と冷静な判断が求められる知的対戦ゲームです。

Starcraft II

長年eスポーツ大会で種目として採用され続けているStarcraft II。
それぞれ特徴が違う3つの種族からひとつを選び、最終的に自分か対戦相手が力尽きるか降参するまで戦います。

上記のルールから、プロの試合では4時間に渡る長丁場になることも。

Age of Empiresシリーズ

13文明の中から一つ選び、文面を進化させながら対戦相手の文面と覇権を争う世界史を題材にしたRTS。操作量も多いですが、練習や経験を積むことで着実に上達できるのが魅力です。

2作目はRTSの最高傑作との呼び声も高い名作。

eスポーツの人気ジャンル⑤:スポーツ

サッカーやバスケットボールなど実際のスポーツを題材とし、それぞれのスポーツと同様のルールの中、勝利を目指します。

実在する選手が登場し、グラフィックも美麗なものが多く、本物の選手とほとんど見分けがつかないものも。

ウイニングイレブン

日本でもっとも有名だと言われている国産サッカーゲーム。

実在するサッカー選手が多く登場し操作できるので、普段はゲームをプレイしないサッカーファンからも支持されています。最大で22人の多人数プレイが可能。

NBA 2Kシリーズ

バスケットボールを題材にしたシリーズ。

リアリティを追求したグラフィック、モーションは実写と見間違えるほど。最大で10人の多人数プレイが可能。

eスポーツの人気ジャンル⑥:カードゲーム

複数のカードで作成したデッキを使い、1対1で対戦するカードゲーム。状況を見た上での、一手一手の判断が重要です。

また、他ジャンルと違って手札の運要素も影響するのがカードゲーム。良くも悪くもその運要素がプレイヤー側も観戦者も楽しませてくれます。

ハースストーン

デジタルカードゲームの先駆け、ハースストーン。
プレイヤー数が1億人を突破した、世界中でプレイされているタイトルです。

デッキを駆使して、対戦相手の体力を30からゼロに削りきると勝利できます。デジタルカードゲームならではのテンポの良さと気軽にどこでもプレイできるのが魅力。

シャドウバース

和製ハースストーンと呼ばれることも多いシャドウバース。

日本のユーザー層を意識した、美麗なグラフィックが特徴的です。絶望的な戦況を一枚のカードで大逆転するなどダイナミックな展開もあるカードゲームです。

ジャンル豊富なeスポーツゲーム!

eスポーツでプレイされているゲームは大きく分けて6種類もあり、それぞれ違った魅力があります。

スポーツのように実際にやらなくてはわからない楽しさ、向き・不向きがあるので、まずは紹介した中で気になったゲームをひとつプレイしてみて。