ゲームがオリンピック種目になる?eスポーツの未来とは

2019年1月29日 更新 eスポーツ
ゲームがオリンピック種目になる?eスポーツの未来とは

2022年のアジア競技大会でメダル種目に

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ゲームがオリンピック種目になる。
夢のような話ですが、アジア版オリンピックと言われている2022年開催の「第19回アジア競技大会」でeスポーツが正式なメダル種目となることが決まっています。

インドネシアで2018年に開催された「第18回アジア競技大会」ではeスポーツがデモスポーツとして実施されました。

今やeスポーツはただのゲーム大会ではなく、正式なスポーツ種目として認知されつつあります。

日本からオリンピックに出場する選手はいる?

世界的に見るとeスポーツ後進国と言われている日本ですが、「eスポーツ日本代表選手選考会」を開催するなど、オリンピックに向けての動きがあります。

2018年アジア競技大会のデモスポーツでは、「ウイニングイレブン2018」で日本選手が見事金メダルを獲得する結果を残しています。

ただ、アジア予選ではeスポーツに力を入れている韓国と同じトーナメントになるという背景があり、韓国チームが強い種目だと厳しい戦いになることが予想されます。

オリンピック種目のゲームタイトル予想

2022年開催「アジア競技大会」の具体的な種目は決まっていませんが、これまで競技として選ばれたゲームや人気ゲームから、オリンピック種目になるゲームを予想します。

League of Legends

世界で1億人以上がプレイしていると言われている、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)型ゲーム。

独特のゲームルールだけでなく、5人対5人のチーム戦なので、勝つためには緻密な戦略や経験が必要となります。
その分、勝利した時の感動もひとしおです。

Hearthstone

世界で最も有名なCCG(コレクタブルカードゲーム)
30枚のカードから構築するデッキを駆使して、対戦相手を倒したら勝利です。
スマホさえあれば、誰でも今すぐにプレイできるのが魅力。

Dota 2

League of Legendsと同じく、5人対5人のMOBA型ゲーム。
100種類以上のヒーロー(キャラクター)を最初から使用でき、課金要素はチームの勝敗には関係しないものばかり。
eスポーツ界で最高額の賞金になったゲームとしても有名です。

StarCraft

SF世界が舞台のリアルタイムストラテジー(RTS)ゲーム。
RTSでは世界で最も売れたゲームだと言われている。
3つの種族からひとつ選び、施設やユニットを駆使して勝利を目指します。

ストリートファイターV

「ストII」の愛称で有名な、対戦型格闘ゲームストリートファイターシリーズの最新作。
今回紹介したゲームの中では、日本で最も知名度があるゲームです。
MOBAやRTSゲームと違い、ゲームをプレイしていない人でも展開がわかりやすく、観戦が楽しめるのも魅力。

ゲームで金メダル!そんな時代も夢じゃない

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eスポーツは2022年のアジア競技大会の正式種目として決定しており、ゲームが麻雀やチェスのようにひとつの競技として認識されつつあります。
そして2026年のアジア競技大会の開催地は日本!
今から腕を磨いて、金メダル狙ってみませんか。

eスポーツが五輪競技になる日もやがて訪れるかもしれません。