男の結婚式服装マナー!スーツやシャツの選び方は?
2019年3月7日 更新
ファッション
結婚式に着用するスーツのルール
結婚式では、ひとえにフォーマルスーツといっても様々な種類やルールがあるので、初めて参列する場合には注意が必要。
スーツの種類は大きく分けて、「正礼装(昼・夜)」「準礼装」「略礼装」の3タイプがあります。それぞれの特徴を紹介します。
スーツの種類は大きく分けて、「正礼装(昼・夜)」「準礼装」「略礼装」の3タイプがあります。それぞれの特徴を紹介します。
正礼装(昼)/モーニングコート
結婚式のフォーマルスーツの中では一番格式が高いものになります。主に新郎新婦の父親が着用するスーツです。
正礼装(夜)/タキシード
夕方以降に執り行われる式や披露宴で着用するフォーマルスーツの一種。主賓や代表のスピーチを頼まれた時などに着用します。
中でも蝶ネクタイやカマーバンドが特徴的で、色は白と黒でまとめるのが基本的なスタイル。
中でも蝶ネクタイやカマーバンドが特徴的で、色は白と黒でまとめるのが基本的なスタイル。
準礼装/ディレクターズスーツ
正礼装より一段格を下げたタイプのフォーマルスタイルがディレクタースーツです。
カジュアルめの結婚式や披露宴などで新郎新婦の父親が着用することも。
カジュアルめの結婚式や披露宴などで新郎新婦の父親が着用することも。
略礼装/ダークスーツ
結婚式の装いでは最も一般的な昼夜兼用のスーツです。
同僚や友人の結婚式で着用するもので、時間や場所にかかわらず、多くの場面で最も選ばれるタイプの礼装といえます。
同僚や友人の結婚式で着用するもので、時間や場所にかかわらず、多くの場面で最も選ばれるタイプの礼装といえます。
結婚式での着用を避けたほうがいいNGスーツ
明るい色や派手な柄物のスーツは避けるのが無難。白やシルバー系などの明るすぎる色やあまりにも目立ちすぎる柄は控えましょう。
いくら華やかな結婚式だからといっても、あくまでも主役は新郎新婦であるということを意識してスーツ選びをすることがポイントです。
ベストな色はブラック、ネイビー、グレーなどのダークカラー。もし柄を取り入れたい場合は、あまり目立たない控えめなストライプ、あるいはシャドーストライプが吉。
いくら華やかな結婚式だからといっても、あくまでも主役は新郎新婦であるということを意識してスーツ選びをすることがポイントです。
ベストな色はブラック、ネイビー、グレーなどのダークカラー。もし柄を取り入れたい場合は、あまり目立たない控えめなストライプ、あるいはシャドーストライプが吉。
シャツ・ネクタイなど小物類のルール
結婚式では、スーツだけでなく、それに合わせるシャツやネクタイなどの小物にもルールがあります。
以下のポイントをおさえておきましょう。
以下のポイントをおさえておきましょう。
シャツ
シャツを選ぶ場合は白の襟付きを選ぶのがベター。逆にシックになりすぎてしまう黒は、ドレスコードで指定されていない限りは避けたほうが無難。
もし白以外の色を取り入れたい場合は、淡いブルーやピンク、イエローのシャツなどを着用しましょう。派手すぎる色や柄物はNGです。あくまでも控えめな色や柄を選ぶよう心がけること。
もし白以外の色を取り入れたい場合は、淡いブルーやピンク、イエローのシャツなどを着用しましょう。派手すぎる色や柄物はNGです。あくまでも控えめな色や柄を選ぶよう心がけること。
ネクタイ
ネクタイはホワイトや薄いシルバーがベター。黒ネクタイは、喪を連想させてしまうので注意が必要です。
柄物にしたい場合は、派手さのない高級感のあるドットやストライプを選べば華やかさがUP。ただしアニマル柄は動物殺傷のイメージを持たせてしまう場合があるため、取り入れないように気をつけましょう。
周りと差をつけたい時には蝶ネクタイがおすすめ。あまりカジュアルになりすぎず、上品なタイプを取り入れることで無難にならず個性が際立ちます。
柄物にしたい場合は、派手さのない高級感のあるドットやストライプを選べば華やかさがUP。ただしアニマル柄は動物殺傷のイメージを持たせてしまう場合があるため、取り入れないように気をつけましょう。
周りと差をつけたい時には蝶ネクタイがおすすめ。あまりカジュアルになりすぎず、上品なタイプを取り入れることで無難にならず個性が際立ちます。
靴
結婚式に履く靴は黒の革靴か、エナメル素材のものを選ぶのが吉。
「ストレートチップ」か「プレーントゥ」タイプのデザインが一般的。ローファーやスニーカー、ブーツなどカジュアルなものはNGなので注意が必要です。
「ストレートチップ」か「プレーントゥ」タイプのデザインが一般的。ローファーやスニーカー、ブーツなどカジュアルなものはNGなので注意が必要です。
靴下
靴下の色は黒が一般的ですが、ネイビーやダークグレーでも可。白ソックスや派手すぎる色や柄物は避けましょう。
短いタイプのものは時間が経つにつれて下がってきてしまったり、裾から見えてしまうので長いタイプを選ぶ方が無難です。
短いタイプのものは時間が経つにつれて下がってきてしまったり、裾から見えてしまうので長いタイプを選ぶ方が無難です。
チーフ
スーツのポケットに入れるポケットチーフは、パーティーの定番。こちらは白かシルバーグレーを選ぶのがおすすめ。
ネクタイの柄と合わせたものを選ぶと統一感もあり、スタイリッシュかつおしゃれにきまります。
ネクタイの柄と合わせたものを選ぶと統一感もあり、スタイリッシュかつおしゃれにきまります。
結婚式の男の服装Q&A
当日になって慌ててしまわないよう、男性が結婚式に来ていく服装についてよくある質問をまとめました。
Q. ビジネススーツでもOK?
A. ビジネススーツやリクルートスーツでの参列はマナー違反とまではいきませんが、社会人2年目以降は大人の礼装としてふさわしいとは言えないので避けたいところ。
やむを得ない場合は、普段通りのスーツコーディネートは避け、ハレの舞台に合わせたネクタイやシャツなど、取り入れる小物だけでも気を使いましょう。
やむを得ない場合は、普段通りのスーツコーディネートは避け、ハレの舞台に合わせたネクタイやシャツなど、取り入れる小物だけでも気を使いましょう。
Q 帽子をかぶってはダメ?
A. フォーマル用でないものに関しては基本的にNG。野外での挙式や、ドレスコードで指定されている場合以外は避けましょう。
病気などでやむを得ず着用する際は、事前に新郎新婦に伝えておくとスムーズです。
病気などでやむを得ず着用する際は、事前に新郎新婦に伝えておくとスムーズです。
Q バッグはどんなものを持てばいい?
A. 女性であれば小さいパーティバッグなどがありますが、男性は基本的に式にバッグを持ち込むことはありません。
クラッチバッグなどを携帯している場合は、式場に着いたらすぐにクロークに預けましょう。
また式場に着くまでに持っていくバッグには、普段のビジネスバッグを使わず、結婚式に相応しいものを選ぶよう心がけるべし。
クラッチバッグなどを携帯している場合は、式場に着いたらすぐにクロークに預けましょう。
また式場に着くまでに持っていくバッグには、普段のビジネスバッグを使わず、結婚式に相応しいものを選ぶよう心がけるべし。
結婚式の服装ルールを守ってファッションを楽しもう
近年は結婚式の服装もカジュアル化の傾向ですが、やはり最低限のルールは守ることが大人のマナー。
スーツはもちろん、ネクタイや小物など、取り入れるものにも様々なバリエーションがあるので、ファッションを楽しむ感覚で自分だけの結婚式フォーマルスタイルを見つけましょう。
スーツはもちろん、ネクタイや小物など、取り入れるものにも様々なバリエーションがあるので、ファッションを楽しむ感覚で自分だけの結婚式フォーマルスタイルを見つけましょう。